前回の記事プラグインより先にこれを買おう の続編になります。
DAWで音楽制作をしていくにあたり、プラグイン・エフェクト等にお金を使う前にお金を使うべき物を紹介していきます。
DAW付属音源にもドラム音源はある場合が多いのですが、やはりとりあえずのおまけ的な印象があり、クオリティを上げていくにはマストアイテムです。
加えてドラムは楽曲のサウンドの印象が一番変わるパートだと思いますのでプラグインエフェクトを買う前にドラム音源を買う事をオススメします。
それではドラム音源をいつくか紹介します。
Toontrack「EZdrummer 3」
プロ御用達ドラム音源「Superior Drummer 3」の簡易グレードという位置づけの音源です。
生ドラム系の定番っぽい音色が入っていてリアルさと使いやすさのバランスが良い音源です。
ガチガチに作り込んである音ではないのでどのジャンルにも対応できるでしょう。
ドラムパターンも豊富に入っていてちょっと選ぶだけでそれっぽいドラムが出来上がってしまいます。
また別売りのドラムキットライブラリー「TOONTRACK EZX SERIES」が豊富でメタルやジャズなど様々なジャンル特化したドラムキットの追加もどんどんしていける拡張性も大きいのもオススメの理由です。
Steven Slate Drums SSD5.5
割と定番なSSD5、この音源のおすすめポイントは何もしなくても完成された音になるという事です。
特にロック、パンク、ラウド系には最適で洋楽っぽいあの音がそのまま出ます。
作り込まれている分ナチュラルさは低いのでHight-BPMで攻めるサウンドに最適です。
サンプラーに近いドラム音源ですがKick-112、Snare-135、TOM-58、HiHat-11と豊富な音が収録されていて自分で作ったサンプルやほかから手に入れたサンプルなどを使うことも可能です。
拡張音源は多くありませんが超有名エンジニアであるChris Lord-Alge などのシグネイチャーモデルがあります。
またFREEバージョン(無料版)も用意されているので、とりあえずドラムキットが欲しい人はこちらをオススメします。
上記2つ以外にも 、XLN Audio「Addictive Drums 2」、Toontrack「SUPERIOR DRUMMER 3」、IK Multimedia「MODO DRUM 1.5」等がありますが音作りのエレメントが多く、中級者以上向けという感じなので、2つ目のドラム音源でチョイスするのも良いと思います。
Cubaseに付属する音源の有料フルバージョンです。他のDAWでも使えるロングセラーモデルの最新版です。
オーケストラからシンセ、SFXまでひと通りの楽器が網羅されていて、専門音源などにも負けません。
まさに これがあればとりあえずなんとかなる音源だと思います。