前回の記事「DAW付属のプラグインを使おう」の続編になります。
DAWで音楽制作をしていくにあたり、プラグイン・エフェクト等にお金を使う前にお金を使うべき物を紹介していきます。
当たり前なのですが、ヘッドホン(Headphone)、スピーカー(Speaker)は音の出口になるので重要度が高いです。
しかし、情報が多くて何を買えばいいのか?選ぶのが難しいです。
1つの基準としてはリスニング向けの製品は避けるという事です。
リスニング向けの製品は音を意図的に加工している場合が多く、ターゲットになる音楽ジャンルを聞いた時により良く聞こえる加工がされています。
やはりモニター向けの機種を選びましょう。
住宅環境などからDTMはヘッドホンを使うことが多いと思います。
オススメのヘッドホンをいつくか紹介します。
YAMAHA / HPH-MT8
ヤマハのモニターヘッドホンのフラッグシップ機種です。
どのジャンルでも使える安定のヤマハサウンドです。
私は現在これをメインで使用しています。
SONY / MDR-M1ST
近代型モニターヘッドホンに関してはSONYは何機種か発売して、方向性や価格でやや迷走したのですがこれに落ち着きました。
SONYブランドが欲しい人はこちらをオススメします。
ヘッドホンには密閉型、開放型があるのですが、今回は密閉型を紹介しています。
開放型は音漏れが大きいのでマイクを使った録音には向かない為紹介していませんがまずは密閉型を選択すると良いと思います。
また5万円以上の価格帯の機種も多く出ていますが、最初は3万円前後の機種が良いと思います。
3万円でも十分に高価なヘッドホンです。
スピーカーは部屋の大きさや反響状況など環境大きく影響されるのでDTMの中でも調整するのが難しい部類にはいります。
プロが使っている機種も幅広くなっているのはそういった影響もあると思います。
家庭環境(6~8畳)DTM用デスクで使うのを前提にいくつか紹介します。
YAMAHA / HS5
長くスタジオモニタースピーカーの歴史を持つヤマハのパワードモニターです。
小さいながら音質は非常に素直で使いやすく価格も高くないので最初のスピーカーとしてオススメです。(カラバリでホワイトもあります)
ADAM AUDIO/ D3V
ADAMが発売した小型デスクトップスピーカーです。
最新機種とあって市場をよく研究しておりDTM用途として最適解を出したような非常に優秀な機種です。
机にそのまま設置しても角度がつく構造になっているので手軽に導入できると思います。(カラバリでホワイトもあります)